たまたまたまごdiary

不惑でなお一層迷っている、就職氷河期世代(男)。人生楽しむためにあっちゃこっちゃ、手を出して、色々書きます。

中学受験という選択を考えてみる。

 小5の長女は中学受験に向けて進学塾に通っている。4年生から始めたので1年半になる。

 

愛知県は首都圏とは異なり、中学受験をするのはまだまだ少数派。クラスで1〜2名くらいしかいない。

 

親は両親とも中高共に公立であったので、中学受験の経験はない。小学生なのによく頑張ってるなぁと我が子ながら尊敬すらする。

 

きっかけは、ノリで某最難関女子校の学祭に参加した事をきっかけに、子供が行きたいと言い始めたこと。

 

子供意思は親の願い

子供は受験に限らず何かを決断する時は、心のどこかで親の希望を叶えようと思っているんじゃないかと感じる(40過ぎた自分ですら、死んだ親に褒められたいとどこかで思ってる気がする)。だから小学生である子供がこの厳しい道に進みたいと言っているのは結局親の責任であると思う。

 

環境が人を育てる

子供の頃は色々な考え方に触れるのが大切と思っている。

環境が人を育てると言うが、子供はそれが色濃く出ると思う。だから、一番よい環境においてあげたい。

子供にとって一番影響を与えるのは、まず親。そして友達と思う。

小学生から受験勉強中心の生活とするのは否定的だが、塾にいる子供と学校にいる子供とは明らかに価値観が異なるのでその多様性を知るにはよい環境であると思う。

 

家族での戦いである

中学受験は「最後の親と子でともに挑む受験」と言われているそう。

毎月テストがあり、約1,000人の同級生と競争。偏差値がでてその順番に座席が並べられる。厳しい・・近年、大人でもこのような環境に対応できない人は多くなってきていると思うが、子供のころからこの環境に対応できるのは強みになると思う。

これらによる子供のモチベーションのコントロール、また一緒に問題・宿題に臨むというライフスタイルに対応。そして送り迎えによる時間的拘束もあり、これらをクリアしていく必要があり、それが親と子で挑むというゆえんであると思う。

 

引き際を考えておく

「子供が辞めたいと言ったらやめよう」と始めたが、子供の意思に任せるのは無責任だと思うようになった。客観的に自分の子供が中学受験の環境にあっているかどうかを判断して、必要に応じて前向きに辞めることも親の役割なんだと思う。

 

この先どうなるかわからないけど、いい刺激になってるから、前に進んで行きたい。